ドローンを農業IoTに活用、葉色画像の診断サービス

――株式会社スカイマティク

2018年07月09日

 産業用リモートセンシング技術を提供する株式会社スカイマティクス(本社:東京都中央区、植田英明 代表取締役CEO)は7月6日、農地をドローンで撮影した画像を解析し、葉色の診断ができるクラウドサービス「いろは」の提供を開始すると発表した。

 

 「いろは」は、農作物の育成状況を把握することができるサービス。機能は主に2つ。1つは、雑草の発生状況を把握する機能である。低空で飛行した画像から、雑草マップが生成される。同社では農薬散布ドローン「はかせ」も提供しており、雑草マップと連携することでピンポイントな除草剤散布を実現する。

 また、高高度からの空撮では、作物の葉色の色むらを把握できる。撮影した画像をクラウドに上げて解析することで、葉っぱの色に応じて作物の育成状況を数値化される。その結果は育成マップに反映され、追肥の指標、圃場の状態の把握に活かせる。

 「いろは」に利用できるドローンは、スカイマティクが開発した、カメラを搭載した全天候型の「X-S1」の他、DJI製 Inspire2、Phantom、Mavicなどである。サービス利用料は月額1万5千円。別途ドローン本体分の費用が必要となる。

 

 

  • ニュースリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000025718.html