ソラコム、セルラー系LPWA「LTE-M」を9月から提供
――KDDIネットワークを利用
2018年07月04日
株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、玉川 憲 代表取締役社長)は7月4日、データ通信サービスにセルラー系LPWAであるLTE-Mが使えるプランを9月から提供開始すると発表した。IoT向け低消費電力・広域ネットワークの通信規格LPWAの実用化では、免許不要の非セルラー系とセルラー系が並立する格好で、ソラコムは昨年グループ入りしたKDDI回線を利用してセルラー系にも参入する。
プランの名称は「plan-KM1」。現在他社が提供しているセルラー系ネットワークはNTT ドコモ回線を利用したplan-D 、 KDDI 回線を利用したplan-K、グローバル向けplan01s/plan01s-LDV。
新しい通信規格を利用する場合、Wi-Fiルーターなどの通信ゲートウェイと、センサーなどが搭載されたデバイスそれそれに対応する通信モジュールを搭載する必要がある。ソラコムでは今後、「plan-KM1」に対応する通信ゲートウェイなどのデバイス認定を開始する。
非セルラー系LPWAは普及に向けて基地局を設置し始めている段階であり、まだカバーできるエリアは少ない。対して既存のLTE通信網を利用するセルラー系LPWAは、既に全国を網羅されているネットワークを利用するため、通信可能範囲は格段に広い。
事務手数料 |
1,500円/SIM (SIM送料込) |
基本料 |
100円/月 |
SMS |
非対応 |
音声 |
非対応 |
データ通信料 |
0.5円/KB |
- ソラコムリリース
https://soracom.jp/press/2018070404/
- KDDIリリース
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/07/04/3244.html