6時間連続撮影できる、有線ドローンによるライブ撮影サービス開始
――ソニービジネスソリューション、エアロセンス
2018年07月03日
ソニービジネスソリューション株式会社（本社：東京都港区、宮島和雄代表取締役）とエアロセンス株式会社（本社：東京都文京区、谷口恒代表取締役）は7月3日、エアロセンスが開発した有線給電ドローン「AEROBO® onAir」を活用した空撮サービスを7月17日から開始すると発表した。
通常ドローンは無線通信で操作されるが、「AEROBO® onAir」は有線でつながれており、操作の他に給電と撮影した動画のデータ転送が線を通じて行われる。一般的なドローンの飛行時間は20分～30分であるところ、AEROBO® onAirでは6時間連続飛行できる。有線となる分、自由度は奪われるが、最高100メートル上空からの撮影も可能である。また、光ファイバーケーブルを利用しており、非圧縮で高画質な映像をリアルタイムに伝送できる。ソニーの4Kカメラとエアロセンスのドローンを組み合わせることで、テレビの中継車との接続や、野外ライブの中継、高所の点検作業などへの利用を促進する。
AEROBO® onAirとともに、撮影機材の提供や、飛行申請、ドローン操縦を行うフライトサービスも提供する。スタンダードプランで1フライトあたり60万円。全て一括で任せられるため、ドローンの専門知識がなくとも空撮サービスを利用できる。
- ニュースリリース
http://www.sonybsc.com/sbsc/press/2018/20180703.html
- 実用例「有線ドローンでミュージックフェスティバルを空撮」
http://www.sonybsc.com/sbsc/special/report.html
- エアロセンス株式会社
ソニーとZMPが出資する企業。AMPは自動運転の基盤技術を開発提供している。