ソニーは腕時計型ウエアラブル シャープは電話ロボット

――CEATEC JAPAN 2015会場から

2015年10月08日



千葉の幕張メッセで10月7日から開催されている「CEATEC JAPAN 2015」は、最新技術が詰め込まれた発売前の製品を体験できることもあり、多くの来場者で賑わっている。
 
 ライフ&ソサエティステージでは最新のスマートフォンやウェアラブル端末、スマート家電などが展示されている。ソニーは「wena Project」名義でブースを設けており、腕時計のバンドにFeliCaを搭載した「wear wrist」を展示、試着も可能だ。バンド部は通常の時計バンドも制作しているバンドメーカーに依頼しており、金属アレルギーが起きないよう配慮している。対応OSはiOSのみでAndroidには対応していない。今後はAndroidへの対応や社員証や学生証などの機能も搭載できるよう検討していく。
シャープのブースにはモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」が展示してあり、多くの来場者の注目を集めていた。通信方式は3GとLTE、Wi-Fiに対応。通話、メール、カメラ、プロジェクターなどの機能を備える。ブースでは端末を用いてデモンストレーションを行っていたほか、モックアップも展示していた。発売時期は2016年前半を予定しており、価格は未定。