トヨタ、コネクティッドカーを本格展開

――第一弾は新型クラウンと新型車カローラ　スポーツ

2018年06月26日

　トヨタ自動車は6月26日、新型クラウンと新型車カローラスポーツを発表した。車載通信機DCM（Data Communication Module）を標準搭載し、コールセンターのオペレーターサポートや遠隔で車両を守るセキュリティなど、コネクティッド技術を活用したサービスを利用できる。

　「THE CONNECTED DAY」と題した発表イベントは、一般参加者を募集し全国7会場で開催。登壇した代表取締役社長　豊田章男氏は、「トヨタにとって特別な車であるクラウンとカローラスポーツにコネクティッド技術を搭載するということは、コネクティッドカーの普及に本気だということ」と意気込む。
　自動運転や通信など、世界的に技術競争が激しい自動車業界を「100年に一度の大変革の時代」と述べ、「時代を生き抜くために、トヨタを自動車をつくる会社から、移動サービスを提供するモビリティ・カンパニーにモデルチェンジする」と今後の戦略を語った。

　今後は、国内で販売するほぼ全ての新型車へDCMを搭載するほか、コネクティッドサービスの円滑な運用のため、専用の研修施設で販売店スタッフやオペレーター向けのトレーニングを行う。

ニュースリリース
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/23097094.html?padid=ag478_from_kv
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/23067384.html?padid=ag478_from_kv