独アウディ、空中タクシーの試験運用を開始
――エアバスなどと共同で
2018年06月26日
独AUDI AG(アウディ)は6月25日、ドイツのインゴルシュタット市でドローンを空中タクシーに進化させるパッセンジャードローンの試験運用計画「アーバンエアモビリティ プロジェクト」を開始したと発表した。
プロジェクトに参加したのはアウディの他にエアバスなど。アウディの子会社イタルデザインとエアバスは今年3月に開催されたジュネーブモーターショーで空中を飛ぶ自動運転コンセプトカー「Pop.Up Next」を発表しており、今回のプロジェクトで実証実験にコマを進めた。パッセンジャードローンはeVTOLとも呼ばれ、自動車配車サービスを手掛ける米Uberも4月に開催した「エレヴェイト・サミット」でeVTOLの実現を提唱している。
※「パッセンジャードローン」:人が搭乗し自動運行によって移動できる次世代近距離無人交通システムのこと。eVTOL(all-electric Vertical Take-Off and Landing)。
- ●プレスリリース
https://www.audi-press.jp/press-releases/2018/b7rqqm000000n3il.html
- ●Project: Pop.Up Next - 2018 – Italdesign