ドローン向け天気予報、更新頻度を1週間から1日に

――株式会社E・C・R

2018年06月18日

 株式会社E・C・R(大阪市中央区、小笠原通晴代表取締役)は6月14日、ドローン用気象予報サービス「Dro天」(どろてん)の情報更新をこれまでの1週間から1日に短縮すると発表した。

 

 Dro天は株式会社気象工学研究所(本社:大阪市西区、小久保鉄也 代表取締役)との協業により開発したドローン向け天気予報サービス。これまでは、1週間ごとに更新されていた予報を、飛行に重要な「雨」と「風」に特化して精度を高めた。「過去10年の実況データ」と「1か月先までの予報データ」を活用することで、全国61地点を対象に、33日先までの飛行条件を10段階で総合評価するシステムを開発した。

 今回のバージョンアップではさらに気象庁が提供する全球数値予報モデルを用いることで、直近の10日間は最新の状況が反映される。

 国交省にドローンの飛行許可申請を提出してから、許可が下りるまで約2週間を要する。申請した飛行期間の間に、ドローンの飛行に適した天候になるかどうかをあらかじめ見込むことができる。

 

  • ニュースリリース

https://www.atpress.ne.jp/news/158642