J:COM、MVNO事業に参入

――端末はLG Electronics製

2015年10月13日

 
ジュピターテレコム(J:COM)は10月13日、MVNO事業に参入すると発表した。新サービス「J:COM MOBILE スマホセット[3GB]」で、10月29日から提供する。
 
 このサービスでは端末とauの通信回線をセットにして提供する。最大の特徴は端末にプリインストールされている「J:COMオンデマンドアプリ」を利用して映像コンテンツを視聴する場合、月間パケット通信料にはカウントされない点だ。これにより映像コンテンツを外出先でも容量を気にせず視聴できる。
 基本データ容量は月3GBまでだが、追加料金を払うことで容量を一時的に増やすことができる。データ通信に加え、音声通話も可能。月額基本料は2年契約の場合2,980円、標準契約の場合は3,680円。
 端末は日本初の販売となるLG Electronics製の「LG Wine Smart」。端末料金は33,000円(税抜き)。タッチパネルとテンキーの両方が使用でき、手のひらに収まるコンパクトさを売りにしている。
 記者会見で牧俊夫社長は「家庭内のサポートをしっかりとしていきたい。通信関係、TV関係で悩むことがあればJ:COMに言って頂きたい。全てお任せ頂き、後はお客様に使って楽しんで頂くだけという環境を作っていきたい」と語った。