鹿島建設、サンゴ礁をモニタリングするドローン「SWANS」を開発

――水面に浮かび海中を調査

2018年06月05日

 鹿島建設は、水面に着水し水面下のモニタリングが可能なドローン「SWANS」(スワンズ)を開発した。

 

 SWANSは、浅海域における水生生物や地形の調査を目的に開発した、防水性能をもつドローン。機体のローター部4ヵ所と中央部に浮力を持たせることで、水面へ着水を可能にした。カメラで水中画像を撮影するとともに、搭載した超音波式センサーで海底までの深さと、海水の温度を計測することができる。

 同社では2013年に、サンゴを再生するための人口基盤「コーラルネット®」を開発。沖縄県慶良間諸島海域においてサンゴ再生に向けた環境保全活動を行っている。

 
●ニュースリリース

https://www.kajima.co.jp/news/press/201805/9c1-j.htm