NEDOと経済産業省、「ロボット性能評価手順書」を公表

――インフラ点検や災害対応に活用

2018年06月01日

 

 NEDOと経済産業省は、インフラ点検や災害対応向けの各種ロボットに対して、性能を評価するための基準、ならびに性能評価のための検査基準について公表した。

 

 

 「ロボット性能評価手順書」としてまとめられた基準は、NDEOが行っている「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」の実験結果を活用している。今回の基準でまとめられたのは、橋梁点検に利用するドローン(無人航空機)と、ダム・架線点検に利用する水中点検ロボット、トンネル災害・プランと災害に利用する陸上移動ロボットの3つ。

 点検にロボットを利用する事業者が、ロボットの性能を比較するための基準が記載されている。また、ロボットの性能を評価するための試験方法や試験に必要な計測機器の基準について取りまとめた。

  

 対象分野

 対象ロボット

 橋梁点検

 無人航空機

 ダム・河川点検

 水中点検ロボット

 トンネル災害・プラント災害

 陸上移動ロボット

 

 

  • NEDOニュースリリース

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100962.html

 

  • 経済産業省 ニュースリリース

http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180530001/20180530001.html

 

  • 橋梁点検のための無人航空機性能評価手順書Ver.1.0

http://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180530001/20180530001-1.pdf