3Dプリンターの活用促進に向け、3社合同イベントを開催

――DMM.com、日本HP、リコージャパン

2018年04月25日

 DMM.com、日本HP、リコージャパンの3社は4月25日、3Dプリンターを使用した法人向けサポート「マスプロダクションサポートサービス」を共同で展開すると発表した。

 

 「マスプロダクションサポートサービス」は試作品造形・検証から最終製品の量産、プリンターの導入までユーザーをサポートするもの、このほど提供開始した。機器はHP Jet Fusion 3D 4200を使用する。造形検証支援や性能確認支援などはDMM.makeが担当。検証結果をユーザーの同意の元で日本HPとリコージャパンが共有し、低コスト・低リスクで機器を導入できるように支援する。
 「3Dプリンターの産業利用が可能になったものの、日本国内では関連するソリューションやアプリケーションの普及が乏しい。DMM.com、日本HP、リコージャパンが協力し、日本国内の3Dプリンターの活用促進をめざす」とDMMのDMM.make3Dプリント部門の川岸孝輔部長は語った。
 日本HPの3Dプリンティングビジネス部の秋山 仁部長は「3Dプリントは従来の技術と融合させて付加価値を提供することが重要」と述べた。

 


左:日本HP 3Dプリンティングビジネス部 秋山仁部長
中:DMM.com DMM.make3Dプリント部門 川岸孝輔部長
右:リコージャパン 産業ソリューション事業部 3Dプリンティング管理営業部 伊藤将和部長

 


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