LoRaWANによるIoT通信プラットフォームを提供開始

――センスウェイが全国展開をめざす

2018年04月13日

 センスウェイ(本社:東京都中央区、信藤薫社長)は4月13日、IoT通信プラットフォーム「Senseway Mission Connect」の提供を開始した。同サービスは省電力・長距離通信を特徴とするLPWAの通信規格「LoRaWAN」のネットワーク。

 

 「Senseway Mission Connect」では、ユーザーは通信設備の初期投資不要で、月額料金のみでIoTデバイスを利用できる。料金は1日の接続回数に応じてプランが用意されており、最低価格は1デバイスあたり月額30円から。

 LoRaWANの基地局は三井不動産と協力し、日本橋三井タワーや東京ミッドタウン日比谷などの高層ビル・マンションを中心に設置中だ。現時点での基地局数は、関東を中心に30ヶ所。今後、サービスの全国展開に向けて、2019年3月末には国内人口の60%をカバーする予定だ。サービスエリア外のユーザー向けとして小型のLoRaWAN基地局のレンタルサービスも行う。

  同社は、50社を超えるパートナー企業と提携し、今後、国内IoTデバイスの接続シェア10%をめざす。

 

 

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