NTTコム、データ活用を支えるインフラ基盤とサービスを強化

――――2018年度サービス戦略説明会を開催

2018年04月10日

 NTTコミュニケーションズ株式会社は4月10日、サービス戦略説明会を開催し、庄司哲也社長が中期事業戦略「ビジョン2020」達成に向けた2018年度の戦略について説明した。

 

 2018年の戦略について庄司社長は「顧客のデータ利活用を支える能力の強化・拡充を図る」と語った。既存事業や新規のビジネス創出などの経営課題を解決する手立てとして、「ビジネスのデジタル化(デジタライゼーション)が重要である」と強調、デジタルデータの収集、蓄積、分析の各フェーズにおける取り組みを説明した。
 データを蓄積するデータセンターのカバレッジ拡大にも力を入れており、現時点で提供国/地域は20以上。クラウドサービスの強化については、NTTグループであるDimension Data(本社:南アフリカ)からNTTコミュニケーションズへのIaaS事業を移管するなど事業統合を進めている。今回の統合により新たにカナダ、ニュージーランド、南アフリカ、オランダを加え、世界15カ国、35拠点のデータセンターでクラウドサービスを提供する。

庄司哲也 代表取締役社長