KDDIなど、可聴&非可聴の信号音に対応した情報配信プラットフォームを開発

――多言語、防災などに用途期待

2015年11月19日

 
 株式会社コンピューター・ビジネス(本社: 北海道旭川市、 村山 篤史社長)とKDDI は11月19日、株式会社KDDI研究所(本社: 埼玉県ふじみ野市)の信号音通信技術を応用した情報配信プラットフォーム「サウンドインサイト」を共同開発したと発表した。音を感知できる可聴域と感知できない非可聴域の両方の信号音に対応しており、非可聴域の場合はバックグラウンドでアプリを立ち上げておけば自動的に情報が表示される。法人向けに11月20日から提供予定。
 
 サウンドインサイトは特定の信号音を専用のアプリで読み取ることでスマートフォン上にさまざまな情報を表示することができるプラットフォーム。信号音には提供する事業者側が表示させたい情報(URL)を紐づけている。
 活用方法としては、訪日外国人向けに空港や駅でのアナウンスを多言語で提供する言語支援や、防災放送時に避難場所や経路を表示させる防災用途などを見込んでいる。

ニュースリリース
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/11/19/1461.html