NTTドコモ、2018年度めどにWi-Fiの無料提供めざす

――広告モデルで収益を充当する実証事件に着手

2017年12月01日

  NTTドコモはデジタルマーケティング事業の株式会社D2C(本社:東京都中央区、宝珠山卓志代表取締役社長)と協業し、広告を活用することで店舗等に設置するWi-Fiを無料か低価格で提供する「アドWi-Fi」の実証実験を開始した。2018年度中の商用化をめざす。

 

 同サービスはドコモが提供する法人向けWi-Fiサービス「ドコモ光ビジネスWi-Fi」を活用する。Wi-Fi接続時に連動表示するWebページ上に、動画のバナー広告ページやゲームのデジタルコンテンツなどを掲載し、同ページを経由して得られた広告収入をWi-Fiの一部に充当する仕組みだ。企業は来店客へWi-Fiを無料または安価に提供することが可能になる。

 

 実証実験は、2018年3月末までを予定しており名古屋市の商業施設「テラッセ納屋橋」、埼玉県の「鴻巣市役所」で実施される。

 

ニュースリリース

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/topics/topics_171130_00.pdf