KDDI、ホームIoTのサービス拡充

――スマートスピーカー「Google Home」経由で家電操作も

2017年11月21日

 KDDIは11月21日、auのホームIoTサービス「au HOME」について、提供サービス内容の拡充と利用対象者の範囲を拡大すると発表した。サービス拡大は11月28日から。

 

 「au HOME」は2017年7月31日から提供しているホームIoTサービス。専用デバイスを購入し自宅に設置すると、スマートフォン向けの専用アプリから通知の受信や対応機器の操作ができる。

 今回、提供するデバイスのラインアップに「赤外線リモコン」と「スマートプラグ」を追加。赤外線リモコンはアプリを通じて外出先にいる場合でも自宅の赤外線対応機器(テレビ・エアコン・照明など)の電源操作が可能になる。スマートプラグではコンセントと家電のプラグの間に挟むことでアプリから利用電力量を見ることができる。

 また、AI搭載のスマートスピーカー「Google Home」、「Google Home Mini」にも対応。赤外線リモコンを通じて、音声による赤外線対応家電の操作も可能になった。

 これまでau HOMEは同社が提供するインターネットサービス「au ひかり」加入者限定のサービスだったが、利用対象者の範囲を拡大。au ひかり以外のインターネットサービスを利用しているau回線契約者でも利用が可能となる。

 2018年春以降をめどに、事前に生活スタイルや利用シーンを設定することで、スマホや音声を利用せず自動で家電やau HOMEを操作できるサービスを提供予定。

 


山本泰英 執行役員常務 商品・CS統括本部長と、発表会にゲストとして参加した後藤真希さん

 

 


「au HOME」対応のIoTデバイス

 

ニュースリリース