NTTドコモ、折りたたみ式2画面スマートフォンなど新製品13機種を発表

――2017-2018 新サービス・新商品発表会を開催

2017年10月18日

 NTTドコモは10月18日、「2017-2018冬春 新サービス・新商品発表会」を開催した。新たにラインアップに加わる製品はスマートフォン11機種とタブレット2機種の計13機種。「docomo with」の対象端末も3機種拡充された。販売開始は10月26日から。

 

 フラッグシップモデルとして、ソニーからは「XPERIA XZ1」と「XPERIA XZ1 Compact」が登場。端末のカメラで3Dスキャン可能な機能「3Dクリエイター」を搭載。生成した3Dデータは、3Dプリンターを用いて立体造形物として出力できる。サムスンからは高性能スタイラスペンによる高い操作性や、狭額縁の「Infinity Display」などが特徴的な「Galaxy Note8」。ドコモからNoteシリーズが発売されるのは約3年ぶりとなる。富士通からは電源ボタンをなぞるだけでズームやスクロール可能な機能を搭載した「arrows NX」、LGからはGoogleのVRプラットフォームである「Daydream」に対応する「V 30+」などが発表された。

 

 端末代金の割引がない代わりに、月々の利用料金から1,500円割引となるプラン「docomo with」対象端末も3機種拡充され、それぞれシャープの「AQUOS sense」、ZTEの「MONO」、富士通の「らくらくスマートフォン me」。docomo withは2017年6月から提供開始しているが、対象端末の累計販売台数は70万台を突破したと発表。販売台数のさらなる拡大を図る狙いだ。

 

「docomo with」への意気込みを語る吉澤和弘 代表取締役社長

 

 独特の形状で注目を集めていたのは、ZTE製の折りたたみ式2画面スマートフォンの「M」。2つの画面それぞれに別の情報を表示させられる通常モードのほか、画面をつなげた大画面モードや同じ情報を表示させるミラーモードなどを備えている。ドコモが主導してZTEと共同開発を進め、海外の通信キャリアVodafoneやAT&Tからも発売されることが決定している。

 

注目を集めていた折りたたみ式2画面スマートフォンの「M」

 

ニュースリリース