中国のDJI ドローン空撮用デジタルシネマカメラ発表

―――Super 35mmフォーマット採用

2017年10月13日

 民生用ドローンの中国DJI(本社:広東省深圳)は10月12日、プロ向けに最適化された空撮用Super 35mmデジタルシネマカメラ「ZENMUSE X7」を発表した。

 

 

 Super35mmは映画用35mmフィルムカメラにおける標準的なフォーマットの一つ。

 

 35mm映像センサーを搭載したことで、14ストップのダイナミックレンジを実現、低照度条件下でも被写体の細部まで撮影ができる。映画によく使われる手法の浅い被写界深度を実現しながら、ハイライトから暗部まで豊富な映像情報を低ノイズに保持できる。

 

 カーボンファイバー製のため軽量で耐久性にも優れる。自社ドローン「DJI Inspire 2」での空撮用として、映画やTV番組、CM、ドキュメンタリー向けなどに売り込む。

 

DJI ニュース
http://www.dji.com/newsroom/news/dji-reveals-zenmuse-x7-the-worlds-first-super-35-digital-film-camera-optimized-for-professional-aerial-cinematography