三菱商事とKDDI、ローソンが新たなコンビニ実現で資本業務提携

――4月を目途にKDDIがローソンにTOB、三菱商事と共同で経営に

2024年02月06日

三菱商事とKDDI、ローソンの3社は2024年2月6日、通信とデジタルトランスフォーメーション(DX)を融合した新たなコンビニエンスストアの実現を目指し、資本業務提携したと発表した。

 

KDDIは4月ごろを目途にローソンにTOB(株式公開買い付け)を実施、TOB完了後は三菱商事とKDDIはローソンの議決権を50%ずつ保有し、共同でローソンの経営に取り組む。

 

3社はローソンの約1万4600店舗に訪れる1日あたり約1000万人の顧客と、KDDIの有する約3100万人の顧客を掛け合わせた「国内有数の生活者接点」を活かし、生活者のあらゆるシーンに寄り添う新たな価値を創出。

またグリーン(環境負荷低減)を含む社会が直面する様々な課題の解決に向けた持続可能なサービスも提供する「リアル×デジタル×グリーン」を融合させた新たな価値の創出を目指している。

 

具体的には、au Style/auショップでのローソン商品・サービスの取り扱いや、KDDIユーザーのローソン利用者向けサービスの開発・提供などで店舗への送客拡大、ローソン店舗でのKDDIの通信関連商材や銀行・保険サービスの取り扱いなどを検討している。

 

<プレスリリース>

https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2024/html/0000052862.html(三菱商事)

https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2024/02/06/7237.html(KDDI)

 

(小池)