第16回「深読みセミナー」を開催(結果報告）―国内ドローン活用動向/IoT市場のネットワーク概況―

　MM総研（所長 中島 洋）は12月6日、Ｍ＆Ｄ　Ｒｅｐｏｒｔ購読者限定の「深読みセミナー」を開催した。今回で16回目となるセミナーのタイトルは、「ドローンの活用動向」と「IoT市場のネットワーク概況」の2部構成。

第1部では「国内ドローン活用動向」のタイトルで研究員の平澤悠花が研究結果を報告。報告内容はPEST分析、活用事例の分類、ドローンの活用動向、市場規模の４項目。認知度や業種別の事業参入状況、カテゴリ別の市場規模などについてデータ収集・分析した調査結果の解説をした。そして最後に総括として、今後のドローンの普及により実現しうる未来を①ドローン配送のインフラ化②ドローンを活用した各種データの取得と活用の一般化――だとし、そのために必要とされる条件を提示した。 

平澤 悠花 研究員

 　第2部は研究課長の石塚昭久が担当した。タイトルは「IoT市場のネットワーク概況」。
　発表ではIoT市場を弊社の市場規模データなどをまじえて整理。そのうえでIoT時代における無線システムのキーは5GおよびLPWAにあるとし、それぞれの特徴、想定される利用シーンなどについて解説。まとめとして2020年までにLPWAの活用が増加するみこみだと強調し、2020年以降は5GとのハイブリットネットワークがIoT向けネットワークの主流になるとの予測を発表した。

石塚 昭久 研究課長 

参考：「国内ドローン活用動向調査」
https://www.m2ri.jp/report/market/detail.html?id=39