第15回「深読みセミナー」を開催(結果報告)―“人工知能”の市場概況と日本企業に必要な要素―

MM総研(所長 中島 洋)は9月8日、第15回「深読みセミナー」を開催した

 本セミナーでは、人工知能を使い法人ビジネスをいかに拡大・強化できるか、社会問題の解決に人工知能がいかなる価値を発揮できるのかを軸に、市場概況と今後の日本企業に必要な要素とは何かを2部構成で報告した。

 第1部では「AI技術概況と日本が残る道」のタイトルで弊社研究員の加瀬惇也が報告。AI、ディープラーニングの概況、ビジネスにおけるAIサービスの提供方法について述べた。最後にAI活用の分野で日本に求められるのは「AIを端末側で処理させるエッジヘビーコンピューティングやエンベデッドコンピューティングに基づく産業別IoTソリューションの構築とAIを活用できる優秀な人材の確保だ」と指摘した。
加瀬 惇也 研究員

 第2部は弊社研究員の細田顕嗣が担当し、タイトルは「日米独アンケートで見えた日本市場―日本で起きている問題点と今後の展望」。日本におけるAI市場規模、日本ユーザーの特性についてレポートしたうえで、AI導入で失敗しないポイントとして「データ、人(データサイエンティスト、プログラマー)、オペレーションテクノロジー(該当業界の業務課題解決ノウハウ)の準備が必要である」と指摘した。
細田 顕嗣 研究員

参考:「人工知能のビジネス提供価値を考える」― 人工知能のビジネス活用概況2017年度版https://www.m2ri.jp/report/market/detail.html?id=38

本件に関するお問い合わせ先

株式会社MM総研

担 当 : 細田、加瀬

所在地 : 東京都港区芝公園2-6-3 芝公園フロントタワー

連絡先 : 03-5777-0161

電話をかけるお問い合わせ