「商談もクラウドファーストを前提に進む」ーー深読みセミナーを開催



 MM総研は10月15日、急成長するクラウド市場の動向をテーマに新谷隆MM総研主幹研究員を講師とする「深読みセミナー」を開催した。新谷研究員は今夏発表した調査レポート「国内クラウドサービス需要動向」の企画・執筆にあたった責任者で、「企業が新しいシステム構築の際にまずクラウドを優先的に検討する動きが浸透してきており、この結果、商談の現場でもこうしたクラウドファーストの考えが前提に進むだろう」と指摘した。
 
 セミナー第1部では「情報化最前線」のタイトルで、MM総研所長の中島洋が講演。「スマートモバイル」「クラウド」「SNS」「IOT(Internet Of Things)」「ビッグデータ」の5つのトレンドが情報社会を動かすと指摘し、ビジネスに携わる人材はこのキーワードを注視していく必要があると述べた。

  第2部で「国内クラウドサービス需要動向」について講演した新谷主幹研究員はクラウド時代には新たな競争が始まると予測する。そのうちのひとつは「グローバル・オープン・サービス競争」(GOS競争)で、「あらゆる場面をカバーする猛烈に多様なサービスが登場していく」と予測。一方で、事業者はサービス化に向けて「分かりやすさや使いやすさ、ソリューションの提供が重要になる」と指摘した。

 
(参考)「国内クラウドサービス需要動向」調査レポートのご案内
https://www.m2ri.jp/report/market/detail.html?id=22
 
 
 


 

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