第17回 深読みセミナー「国内クラウド市場の最新動向」を開催

2018年05月28日

 MM総研は5月25日、M&D Report購読者限定の「深読みセミナー」を開催した。17回目を迎えた今回は、「動き出すIoT革命――物流の現場を見る 」/国内クラウド市場の最新動向 」の2部構成。

 

第1部では「動き出す IoT革命――物流の現場を見る」と題し、研究員の加瀬惇也が研究結果を報告した。深刻な人材不足と宅配物増加に対処するためには、IoT投資による労働生産性向上が必要と訴え、「RFID、画像認識を活用したソリューションの開発を優先的に取り組むべき」と締め括った。

 加瀬 惇也 研究員 

加瀬 惇也 研究員

 

第2部では加太幹哉研究課長が今年春に発行した「2017年版国内クラウド市場レポート」をもとに、国内クラウド市場の最新動向を解説した。“クラウドファースト”の動きが浸透した結果、2021年度までに国内市場はCAGR20.6%のペースで3.6兆円まで拡大するとの予測を発表。ベンダーの動向についてはIaaS/PaaS/FaaSいずれのサービスでもAmazon Web Services(以下、AWS)が強いプレゼンスを持っているとしながらも、Microsoft Azureが攻勢を強め、AWSとの差を縮めていると最新動向を示した。

市場拡大が進むなかで、①サーバレス型サービス(FaaS)の成長②パブリッククラウドにおける海外事業者による寡占の進行③ユーザーのクラウド活用の推進――という3つの傾向が顕著になると指摘した。

 加太 幹哉 研究課長

加太 幹哉 研究課長

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