ドコモの山口文久氏が講演ー 第3回 深読みセミナー

 
  MM総研は5月21日、第3回「深読みセミナー」を開催した。
 
 セミナー第1部では「国内タブレット市場動向」のタイトルで、MM総研研究部長の中村成希が講演。PCの売上が停滞するなか、タブレットの売行きは好調。しかし購入意向の調査では、タブレット端末の再購入意向を示したユーザーはおよそ5割に留まった。これについて中村は「PCとタブレット端末では、使い道の違いがまだはっきりしていないため」と分析した。
 タブレット端末のBYOD導入状況は、PCや携帯・スマートフォンの中で最も低い。このため、「安全に企業内に持ち込むための、情報危機管理ポリシーの策定が求められる」と指摘した。

 第2部では、NTTドコモ、マーケティング部プロダクト&サービスマーケティング担当部長の山口文久氏が登壇、「NTTドコモのマーケティング戦略」について講演した。山口氏は、2010年度にパケット収入が音声収入を逆転したことに言及した上で、今後はLINEをはじめとするプラットフォーマーとのアライアンスや、ドコモクラウド、dマーケット等のサービスの更なる充実により、新領域からの収入を増加する必要があると述べた。

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