「MM総研大賞2005 実施と審査結果のお知らせ」

IT市場の発展に貢献した製品・サービスを表彰、今年が第2回目の実施

2005年06月21日

■大賞はシャープ「AQUOS」、大賞と薄型テレビ部門最優秀賞を受賞
■NEC、バッファロー、ソフトバンクBB、シマンテックも部門賞を獲得
■新設の話題賞は、アップル、KDDI、東京ガス、トヨタ自動車を選出

 

 MM総研は、この度「MM総研大賞2005」の最終審査を終え、大賞および部門最優秀賞、話題賞を決定いたしましたので、その結果をお知らせいたします。

「MM総研大賞2005」とは、将来の市場発展に向けて積極的に取り組んでいるITベンダーを表彰するもので、昨年6月の発表(7月に表彰式を実施)に続き、今年が2回目となります。次世代のブロードバンド&ユビキタス社会の核となる製品・サービスを対象に、コンシューマー、ビジネスの両分野で6部門(正規6部門)を設定、各部門から「最優秀部門賞」を選出し、その中から最もIT産業の発展に寄与した製品・サービスを「大賞」に決定します。また、今回より、正規6部門以外から、IT産業に大きなインパクトと話題性を提供し、将来的な影響力も高いと評価された製品・サービスを「話題賞」として表彰します。

 最終選考は、石田 晴久 東京大学名誉教授を委員長とする審査委員会の厳正な審査のもと行われ、「大賞」はシャープ「AQUOS」が受賞しました。薄型テレビ各社の中で、親しみやすさ、信頼性、ブランド優位性、使いやすさなどで高い評価を獲得。国内出荷台数でも他メーカーを圧倒しており、国内/海外ともに市場のけん引役として貢献していることから「薄型テレビ部門最優秀賞」を獲得した。また、薄型テレビは、判断材料の1つであるWebアンケートで、新規購入検討中が、液晶で19%、プラズマで9%を占め、オリンピック景気の昨年に続き今年もさらに勢いが増す商品となったことから、最もIT産業の発展に寄与した製品・サービスとして「大賞」にも輝いた。
 


MM総研大賞
シャープ 「AQUOS」


薄型テレビ部門

最優秀賞 シャープ 「AQUOS」
2位 松下電器産業 「VIERA」
3位 ソニー 「WEGA/QUALIA」
4位 日立製作所 「W000」
5位 東芝 「beautiful face」


パーソナルコンピューター部門

最優秀賞 日本電気 「VALUESTAR、LaVie」
2位 富士通 「FMV」
3位 ソニー 「VAIO」
4位 アップルコンピュータ 「iMAC」
5位 デル 「Dimension、Inspiron」

無線LAN機器部門

最優秀賞 バッファロー
2位 アイ・オー・データ機器
3位 アップルコンピュータ
4位 NECアクセステクニカ
5位 コレガ


ブロードバンド回線サービス部門

最優秀賞 ソフトバンクBB 「Yahoo!BB光/Yahoo!BB」
2位 NTT東日本 「Bフレッツ/フレッツ・ADSL」
3位 NTT西日本 「フレッツ・光プレミアム/Bフレッツ/フレッツ・ADSL」
4位 KDDI 「KDDI光プラス」
5位 東京電力 「TEPCOひかり」


ブロードバンドプロダクツ部門

最優秀賞 日本電気株式会社 「UNIVERGE SV7000」
2位 シスコシステムズ
3位 富士通
4位 沖電気工業
4位 日立コミュニケーションテクノロジー


セキュリティ製品部門

最優秀賞 シマンテック 「Symantec Client Security」
2位 トレンドマイクロ 「ウィルスバスター コーポレートエディション」
3位 マカフィー 「McAfee VirusScan Enterprise」
4位 インターネット セキュリティー システムズ 「Proventia」
4位 チェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ 「InterSpect」


話題賞

アップルコンピュータ 「ipod」
KDDI 「着うた/着うたフル」
トヨタ 「G-BOOK」
東京ガス 「ホームセキュリティ」




【MM総研大賞2005の開催主旨】
 MM総研大賞2005は、IT分野の市場、産業の発展を促すきっかけとなることを目的に、MM総研が2004年に創設した表彰制度です。2005年度の今回が2回目になります。IT分野で積極的に新商品、新市場の開拓に取り組んでいるITベンダーを表彰するものです。今回は、6種類の製品・サービス分野(正規6部門)につき、それぞれ部門最優秀賞および大賞を選定したほか、新たな試みとして話題賞も新設し、他の分野からも有力商品を選定しています。

【評価対象分野】 (※正規6部門)
 A.個人(一般消費者)向け製品・サービス
   ①薄型テレビメーカー
   ②パーソナルコンピューターメーカー
   ③無線LAN機器メーカー
   ④ブロードバンド回線サービス事業者(個人向け)
 B.企業向け製品・サービス
   ⑤ブロードバンドプロダクツメーカー
   ⑥セキュリティ製品メーカー
※上記製品・サービスを04年4月より05年3月までの間に提供する主要企業。
※各部門主要5~10社程度、合計約50社を評価。

【評価基準】 (※正規6部門)
①対象となる製品・サービス事業全般の「認知度」「信頼性」「親しみ易さ」「使い易さ」「多機能性」「革新性」「独創性」、及び企業の取り組みなどを総合的に評価。
②「独創性」では、ノミネートされた各企業が1つだけ自薦する製品・サービスについて、アンケート評価などを実施。

【評価方法】 (※正規6部門)
 個人消費者およびビジネスユーザーを対象としたインターネットアンケート(2,000件)、街頭アンケート、またノミネート企業に対する簡易取材結果を評価材料として、外部有識者を含む審査委員会が「各部門最優秀賞」、「大賞」を決定する。

【話題賞の評価基準/評価方法】
 正規6部門以外のIT関連6分野30商品をまず候補として選出し、インターネットアンケートと外部有識者を含む審査委員会の審査を経て、各分野最有力商品1つを決定。有力商品なしの分野は該当なしと判断する。評価基準は、「04年度話題性」「05年度話題性」「将来的影響力」の3つとする。



【審査委員】

審査委員長  石田 晴久  多摩美術大学教授・東京大学名誉教授
審査委員   前川 徹   富士通総研 経済研究所 主任研究員・早稲田大学客員教授
審査委員   藤沢 久美  シンクタンク・ソフィアバンク副代表・法政大学客員教授
審査委員   北村 森   日経トレンディ編集長
審査委員   横田 英明  MM総研 主任研究員


【表彰式/レセプション】

日 時    : 2005年7月12日(火)16時30分~
受 付 開 始 : 16時
表 彰 式   : 16時30分~
(各部門の最優秀企業6社様及び話題賞受賞4社様の表彰状授与、
大賞企業1社様の受賞挨拶など)
レセプション : 17時30分~
(懇親会、立食パーティー)
場 所    : ラディソン都ホテル東京 (東京都港区白金台1‐1‐50)


■MM総研について
株式会社MM総研は、ICT分野専門の市場調査コンサルティング会社です。日本におけるデジタル産業の健全な発展と市場拡大を支援することを目的として1996年に設立し、四半世紀にわたって経験と実績を重ねてきました。ICT市場の現状と先行きを的確に把握する調査データに加えて、新製品・新サービスを開発するためのコンサルティングサービスも提供しています。

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