2021年

  • 2021年07月19日 | MM総研大賞2021 〈スマートソリューション部門〉 ヘルスケアICT 分野 最優秀賞

    オンライン診療サービス「curon(クロン)」
    株式会社MICIN

    スマホから手軽に受診できるオンライン診療サービス

     

    MICIN(マイシン、本社:東京都千代田区、原聖吾代表取締役)が提供するオンライン診療サービス「curon(クロン)」は予約から医薬品の配送までをトータルでサポートする。新型コロナウイルスによる外出自粛でオンライン診療が注目を浴び、厚生労働省もオンライン診療実施の条件を時限的に緩和している。診察などの場所を選ばず遠隔地からの受診に道を開いたとしてヘルスケアICT分野で最優秀賞を受賞した。  

     

  • 2021年07月19日 | MM総研大賞2021 話題賞

    「PLATEAU(プラトー)」
    国土交通省

    3D都市モデルでまちづくりのDXを推進

     

    PLATEAUは国土交通省(以下、国交省)が主導する、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。まちづくりのデジタルトランスフォーメーション(UDX)を推進する事業として、2020年夏に活動を開始した。仮想世界に現実の都市空間を再現した「3D都市モデル」を基にまちづくりのDXを推進し、都市計画立案の高度化や防災、新たな都市サービスの創出をめざす。開始1年で全国56都市のモデルを構築するなど実績が評価された。

     

  • 2021年07月19日 | MM総研大賞2021 話題賞

    「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」
    KDDI 株式会社、一般社団法人渋谷未来デザイン、 一般財団法人渋谷区観光協会

    渋谷や原宿を舞台にリアルとバーチャルが連動したエンタメ体験を提供

     

    「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」では、KDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会が中心となり、渋谷区が掲げる「創造文化都市」実現に向けて、さまざまな企業・団体とau5Gを活用した取り組みを行っている。2020年5月にはリアルな渋谷の街を模したバーチャル空間の「バーチャル渋谷」、2021年5月には「バーチャル原宿」を渋谷区公認配信プラットフォームとして提供。リアルとバーチャルが融合した新しいエンターテイメントの形として注目を集めている。  

     

  • 2021年07月19日 | MM総研大賞2021 審査委員賞

    「Smart City Platform」
    ソフトバンク株式会社

    本社ビルから竹芝地区全体のスマートシティ化をめざす

     

    労働人口減、インフラ老朽化、交通事故、食品廃棄、自然災害など都市が抱える諸問題に対して、デジタル技術を活用しマネジメント(計画・整備・管理・運営)することで、全体を最適化し、かつ持続可能な都市や地域にする街づくりをスマートシティという。ソフトバンクはスマートシティへの取り組みの一環として、本社を竹芝に移し、日本でも類を見ない大規模なスマートビルの取り組みをスタートした。スマートビルから竹芝地区全体、他都市へとスマート化を広げていこうという取り組みやその将来性が評価され審査委員賞を受賞した。

     

  • 2021年07月19日 | MM総研大賞2021 審査委員賞

    「AI体操採点システム」
    富士通株式会社

    AIを活用した採点システムの開発により体操競技の採点の公平性に貢献

     

    富士通が開発した「AI体操採点システム」は、3Dセンサーでのデータ取得、骨格認識、「技の辞書(データベース)」とのマッチングまでの一連の処理が可能なシステムで、2019年より国際体操連盟で正式採用されている。高度な審判技術を必要とする体操競技では、技の複雑化に伴い「人間の目」だけでは公正な判断が難しいケースが増えている。そのため、富士通では審判員の判断を支援するAIを活用した採点システムの開発を推進。体操競技の採点の公平性に貢献する点が、審査委員に高く評価され審査委員賞を受賞した。

     

  • 2021年07月19日 | MM総研大賞2021 審査委員賞

    「機械学習、ディープラーニング技術を活用したアルゴリズムプロダクト」
    株式会社PKSHA Technology /株式会社BEDORE

    最先端の研究成果を社会に還元

     

    自動運転、スマートシティなど大手企業が掲げる戦略に「AI」は当たり前になった。PKSHA Technology(本社:東京都文京区、上野山勝也代表取締役、以下PKSHA=読みは「パークシャ」)はこうした企業を相手に、AIのアルゴリズムモジュールやソフトウェアを提供する。トヨタ自動車、ドコモ、東京海上HDなど各業界の大手を顧客に抱え、設立後5年でマザーズ上場を果たした。主要ソフトウェア「BEDORE(ベドア)」の導入は大手を中心に100社を超えており、PKSHAの2021年9月期は連結売上高100億円も視野に入れる。同社のアルゴリズム関連技術の専門性や実績、将来性などが評価され、「MM総研大賞2021」で審査委員賞を受賞した。