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企業ユーザーのNGN認知度調査
■企業ユーザーにおけるNGNの認知度は約11%
■期待するサービスは「FMC」「VPN」「通信と放送の融合」
■NGN普及のためには業界全体による啓蒙活動が必要
 MM総研は12月19日、企業ユーザーのNGN認知度について調査し、結果をまとめた。それによると、NGNを“全く知らない”との回答が全体の約半数を占め、NGNの概要などを“知っている”と答えた回答者は11%に留まった。この結果からは、NGNがまだ一般的には深く知られていない現状が明らかになった。

 NGNでは、コア・ネットワークをIP化することで、ブロードバンド(固定)、モバイルといったアクセス手段に依存することのない、シームレスで高度なサービスが実現可能となる。具体的には、音声・データ・映像といったサービスごとに構築されてきたネットワークが、効率性の高いIPベースのパケット交換網の中に統合されて流通する“everything over IP”が到来する。同時に、固定・移動の垣根も次第に失われ、FMC(Fixed Mobile Convergence)サービスの提供が本格化すると見込まれる。

 アンケートでは上記のようなNGNの説明文を挿入した上で、NGNに関する期待度や利用意向などを尋ねたところ、FMC展開によるサービスの拡充やコスト削減効果を期待しているユーザーが31%と最も高かった。ついで27%のユーザーが高度なVPNサービスの提供によるセキュリティの強化を希望、20%が放送との連携サービスなどに期待している結果となった。

 しかし、利用意向を見れば約6割の回答者が “よくわからない”、“サービスを活用するつもりはない”と答えており、“サービス提供”や“業務改善”に活用したいと回答したユーザーは12%に留まっている。この原因はNGNの概要は認識できるものの、具体的なNGNのサービスイメージが浮かばないことが大きな原因であると考えられる。



■業界を上げてのNGNの啓蒙・普及活動が必要

 今回の結果からは、コア・ネットワークのIP化の先にある、より広義な“NGN”への実現へ向けた通信事業者の動きは鈍いといわざるを得ない。コア・ネットワークのIP化に向けたキャリアの投資は今後数年続くものと見られるが、これを継続的に、さらにより大きく拡大するためにはアプリケーション層までを含めたNGN全体の活性化を見据えた取り組みを、関係業界が連携して進めていく必要である。特に、一般企業のNGNへの期待を高めるような啓蒙・普及活動の積極化が必要になるのではないだろうか。




【調査概要】

■調査方法&調査対象
Webアンケート調査
【対象1】一般企業・・・従業員数100人以上の中堅・大手企業
【対象2】ネットワークサービス事業者・・・B to Cサービス等を提供するISP及びASP事業者

■調査実施時期
実施時期 2006年9月1日〜2006年9月29日

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■ 報道関係お問合わせ先
鰍lM総研

広報担当  横田 英明  石塚 昭久

所在地   : 東京都港区芝公園1-2-4エス・ティビル
電話番号 : 03-5777-0161   ホームページ:http://www.m2ri.jp

*本ニュースリリースに掲載された資料はMM総研の取材等による調査結果及び推定に基づいて作成したものです。またこれらのデータは資料作成時点におけるものであり、今後予告なしに変更されることがあります。
*本リリースに関する出典表記は「MM総研」として下さい。
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